

~プログラム8番 砂庭神楽団 神武天皇~
千代田競演の過去22回のうち、旧舞で唯一優勝を飾っているのが砂庭神楽団、そしてこの演目なんですね。
この度初めて拝見しましたが、今まで見た神楽とは全く違って衝撃的でした。
神楽の中で分かりやすく解かれる歴史や物語の多い中。
自分の知識や見識を問われるような感覚もあり、初心に帰って拝見しました。


その時、天照大御神より太刀を授かる正夢を見た高倉下(たかくらじ)が、その太刀を献上し、命達は難を逃れます。







初代天皇の然るべき姿として、圧倒的に雄々しい姿が描かれます。
~プログラム9番 河内(こうち)神楽団 熱田の宮~
日本武尊の最期を描く演目。
「熱田の宮」という演目名は、日本武尊に特に関係の深い宮であるということから敬意をもって名づけられたそうです。
40年前にはすでに舞っておられたという熱田の宮。
人民を悩ますのは毒蛇であること。
武尊が草薙の剣を宮簾姫に預けるのは、剣を毒蛇に穢されたくないという一心から・・・
この物語も、神楽団によって解釈や演じ方は様々ですが、特に珍しく拝見しました。








2014,06,30 Mon 10:20
