

水曜日の定期公演が始まってから、更に月日の流れが早くなったような?
さて、昨夜の定期公演は、旧豊平町の今吉田神楽団の皆さん。
今吉田神楽団と言えばっ
私の家の西隣に位置する神社に、秋奉納にいらっしゃいます。
この神社は、山の中腹になりますが、車道がなく階段のみです。


階段の始まりは、見えないほど、下の下!

この階段を、神楽の荷物一式手持ちで上がられます。
いつか大太鼓が上からゴロンゴロンッと・・・落ちませんように!
ここを通りかかる時はいつも祈ってしまいます



初めてと言う方、2年ぶりの神楽と言う方。みんな『きゃっきゃっ』で『ウッキウキッ』って感じでした。


いつにも増して熱く。
今までで一番の激務だったかもしれません

特に大蛇がいる時には、お客さんはその大きさに圧倒されて大・興・奮。
団員の方々は、一時も早く頭を取って汗を拭き、呼吸を整えたいでしょうに、本当にすみません。
ご協力、ありがとうございます。


~第一幕 葛城山~
今吉田神楽団の代表演目です。
最近では、女性団員の井上 穂乃香さんの胡蝶を拝見する機会が多かったのですが。
この日は、松本一樹さんが演じられました。
葛城山の胡蝶を10年。その愛情は深い!です。
『頼光の前で演じる淑やかな胡蝶が、徐々に正体を現していく。その“徐々”という繊細な変化が舞っていて楽しいです。』
又、数多くの舞手さんの胡蝶の、細部を見せてもらっているとおっしゃいます。
『凄いな、と思いながら拝見します。でも真似では終わりたくないですよね。自分の胡蝶を舞いたいです。』
200年の時を超える怨念の如く!
10年を得て、むさぼって飽くを知らず。松本さんの目力に惹きこまれます







頼光(長木 健・たけしさん)の舞もしっかり魅せます。





続くよっ
2014,06,19 Thu 23:08
