

あっという間に後半に突入した、アステールの舞台から。
~第3幕 大塚神楽団 滝夜叉姫~
パンフレットの大塚神楽団の紹介に「近年は、若手育成を前面に」とあります。
人が育てば、神楽も、神楽団も育つというお話から。。。。
この日、夜叉丸を演じられた竹田淳一さん。
中川戸神楽団の松田大地さんと、同じ高校を出た同級生。
最愛の友であり、最強のライバル。
そして、もう一人、筏津神楽団の前河伸弥さんが加わって、三つ巴。
この三人が大ゲンカするたびに、それぞれの神楽団が進化してきたことを、ファンの皆さんもよくご存知でしょう

(文:石井誠治さん 一部抜粋)


この場面を取り入れることで、観る人が五月姫の心情に共鳴し、物語に入りやすいのでは、という想いがあるそうです。
上演後のお話は。
幕裏で、走ったり横になったりしながら、ドライに全力を注がれていた小田頼信団長。
若い団員さんは可愛いでしょう?の問いかけに。
『そうですね。でも全っ然っ言うこと聞きゃーしませんけどね

『でも僕らも昔そうだったんですよ。こういうものかと今になって分かるところもあります。』
やがて一人前になり、お客さんに支持と拍手を頂く姿は、団長冥利に尽きるようです。
神楽団と言う、特異な組織が生み出す人間模様に触れさせて頂きました。


なんだか、息切れひとつしてない感じがします。優雅~。


しかし、何を舞っても存在感のある方ですね。。。
滝夜叉姫:井上隆太さん。蜘蛛丸:佐々木翼さん。
次回は最終演目です。
2014,05,24 Sat 22:31
