

「月いちの舞」として開催させてもらうようになって、3回目を迎えました。
1993年に、大ホールで中川戸神楽団の自主公演が初めて開催され、現在の神楽発展の基点とも言われる場所。
長い間神楽を見守ってこられたファンの皆さんにとっても、思い出深いホールですね。
あれから21年、鑑賞会の開催は、2階席のお客さんの表情まで分かる中ホール。
舞台人の息づかいが近く。
客席からは、驚きの声や溜息が全部届く舞台です。


鑑賞とは、芸術性のあるものを味わい理解することだそうです。
(観賞は、美しいものを観て心を楽しませること。)
昨年は、平安という時代が生み出した鬼の正体を、善と悪の両面から見て頂くという会でした。
そして今年は、激動にある芸北神楽の中に、進化し続ける神楽団を紹介し。
「広島の神楽の未来と発展」をテーマにお送りしました。


義家:半田徹さん、義光:佐々木崇志さん
~第一幕 宮乃木神楽団 新羅三郎~
宮乃木神楽団は。
これまで発表された数々の演目でも、新羅三郎の「笙」のように、神楽界初めての採物や、演出や所作など。。。
その実験的な神楽をみて、宮乃木に影響され、取り入れた神楽団・神楽人が多く見られます。
広島神楽の牽引的な存在として、進化を続ける神楽団、そのひとつです。
(文:石井誠治さん、一部抜粋)


新羅三郎は、師匠と仰ぐ梶矢神楽団の“勿来の関”に続くものとして、およそ5年前に創作されました。
派手に動きまわる演目ばかりではなく、気持ちを舞う神楽に挑戦してみようという想いがあったそうです。
『新しいもの斬新なもの、古きよき神楽、両方を知ることで磨かれていくことは大きい。』
管沢秀巳相談役のお話です。
年内には天孫降臨の神話を仕上げられるそうで、楽しみですっ





清原武衡:山本貴範さん、家衡、田村和也さん。


4人の緊張感は、まんま伝わります。
続いちゃうからーっ
2014,05,22 Thu 22:18
