

初めてご一緒できた安野神楽団の皆さん。
とにかく万端に用意をしてきてくださって。
サプライズの、狐の登場

参加型の舞台等、お土産話を沢山持って帰って頂いた日でした。
平日忙しい中を、お客さんの喜ぶ顔を浮かべながらの準備だったんだろうな、と頭が下がります。
また後日、その様子をご紹介します。


~プログラム8(新)滝夜叉姫 八千代神楽団~
「天慶の乱」を保持され、それに続く滝夜叉姫を、この度初めて競演にもってこられました。
全体を10分短縮する構成に奮闘し、中でも五月姫の心情と、神の合戦の場面に稽古を重ねられたそうです。
渡利 一志団長が『今日に向かって全力を注ぎました!』と、上演後お話される姿が爽やかで、お話を伺っていてとても気持ち良かったです。


貴船の神の力を得た瞬間に、正に“復讐の鬼と化す”、別のものが生れると思うんです。』
五月姫(滝夜叉姫):沖道優作さんのお話です。


~プログラム9(旧)塵倫 川北神楽団~
プログラムが順調に進む中、早くから固い表情で、舞台を見つめる姿がありました。
仲哀天皇で10年ぶりに競演の舞台を踏む、大倉幸人(さちと)団長。
『言うとくがっ!今日はね、緊張しとるけぇ、冗談は一切なしよ。
チャリも一切せんよ。ホンマわしものすごく緊張しとるけぇ。
そういやぁ、ここ(吉和)は個人賞がなかったぁね。
もしあったら、わしじゃね。ハハハッ冗談よっ! 』
旧舞の部・優勝おめでとうございます。




儀式舞の後、すぐ。競演の部のトップバッターをつとめられます。
~プログラム10(新)日本武尊 神幸神楽団~
以前より保持されている演目ですが、舞わない年もあり。
2・3年毎に復活する度に、演出が少しづつ変わっています。
昔ながらの舞い方を継承しながら、新しい演出を取り込み、神楽の楽しさの幅を広げる役割を持つ演目なのだそうです。
この度は、酒宴の場面の口上を新しく加え、川上帥を人間くさく描かれ、そこがやはり、強く印象に残っています。




いよいよ終盤へ続くよ~ん。
2014,05,07 Wed 22:12
