人舞う力。
曇り冬っぽい空模様曇り

今日はコートが活躍しそうですね。


ダイヤ広島神楽定期公演・郷之崎神楽団の皆さん続きますダイヤ

幕間のお話は、郷之崎神楽団の指導役・森田隆司さんです。

郷之崎の神として一世を風靡し、大朝の神楽を代表する重鎮とご紹介をさせて頂きました。

この日の森田さんは少し風邪気味で『いつもはウグイスのような声なのですがにこっ』と会場を和ませ。

氏神神社である、龍山八幡神社の由来と吉川氏との関わりなど地元・新庄の雰囲気をお話されました。


しかし神楽については、会場の空気が一変するほどの熱い気持ちを切々と語られました。

それはもちろん、郷之崎が先人たちより長きに渡って継承してきた旧舞への所感。

「変わってはいけないもの」への想い。

「神に奉ずる神楽」への信念です。

会場は、ツアーなどでいつもより多くのお客様で席が埋まっていましたが。

水を打ったようにシンと、身じろぎもせず一生懸命に聴いておられました。

本気と心が宿る言葉は、まっすぐ人の胸を貫く。。。

私はこのインタビューと景色を、この先もずっと忘れないと思います。


そして一番印象に残ったお話は。

『私たちはこれからも、何かしら感じて頂ける神楽を舞い続ける努力をしていきます。皆さんは、色んな趣のある神楽を観ながら、神楽を学んで欲しいと思います。そこに一層の深みと醍醐味が生れます。』

自ら心を耕しておけば、神楽を通じて広がる世界は無限。勉強します!

森田さん、ありがとうございました。(*^_^*)




上話を聞いてから見ると、魅力は高まる。


~第二幕 鍾馗~

鍾馗という演目の重要さは、すでに周知されていると思います。

幕間では、森田さんから、鍾馗について。

『昔は「この家は鍾馗を舞うもんの家だ」「この家には鍾馗の鬼を舞うもんがおる」と言われるほど、鍾馗の舞子は誉だった』とお話がありました。




上衣装やら冠やら、伺いたいことは山ほど!

今回初めて門出佳大さんに、鍾馗大神を舞う経緯や気持ちを伺うことができました。

(あんなに普段、色んな話をしているのにねっにひひ

入団6年目に、神楽団の看板を背負う鍾馗大神を舞うこととなった門出さん。

当時は大きな葛藤がありました。

さつき選抜に向けて、新体制で鍾馗を舞うこととなり。

門出さんの“いつか鍾馗を舞いたい”という気持ちを買って、先輩方が任せてくれた大役でした。

しかし、錚々たる先輩方の手前「自分なんかより先輩が舞う方が良い」と、門出さんはいつまでも遠慮が抜けず、気後れし。

加えて、門出さんのおじい様(上清利文さん)が「鐘馗大神の名人」とうたわれる方であったこともプレッシャーで。

とうとう、さつき選抜の2か月前に『お前には無理』と烙印を押されてしまいました。

しかもその時門出さんは、悔しさより、安堵の方が強かったのだそうです。

それでも。

練習後、いつも居残りひとり稽古を続ける門出さんを見て。

一旦は練習から帰りながら、途中車で引き返して稽古をつけてくれる先輩もあり。

そして『やっぱりお前に鍾馗を舞って欲しい』と、先輩の本音を知ったことを境に。

迷いは一切消え、覚悟を決めて再び許しを得て鍾馗を舞うことになったのだそうです。


上演後、門出さんは『今日はお客さんの拍手が本当に力になりました。』と息を切らせましたが。

力の限りを尽くす鍾馗!お客さんも真剣に拍手を送られていたと思います。


鍾馗大神:門出佳大さん、大疫神:栗栖賢介さん。

大太鼓:出上 毅さん、小太鼓:宇川友勝さん、
手打鉦:清水繁昭さん、笛:住川裕江さん。

























上鐘馗の面をかぶらせてもらいました。門出さんの個人の面です!
左から隅岡元氣さん、門出佳大さん。

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