


舞う方も、観る方も、たいへんな季節がやってまいりました

では!続いてご紹介します。


三世ヶ託さんをお待たせして、すみません。
~第3幕 旭神楽団 大江山~
様々な形で、神楽は全国に残されており。
若い方々がひたむきに、積極的に受け継ぐ姿は、感動を呼びます。
今年、5回目の節目に、旭神楽団の皆さんがつとめられた茨木県・牛久公演もそのひとつ。
広島の若者が、伝統芸能を大事に守っていることに敬意を表してのご招待が続いています。
さて、大江山。
舞台に出る人、裏を務める人、そして衣装と、全てが豪華に使われる大江山。
鬼の衣裳は一体あたり、400万とも言われ、神楽団の勢いを表すとも囁かれます。
※石井誠治さん筆・ほんの一部を抜粋


ところで先日は「猫の口髭にまんまがついて・・・」という口上をご紹介しましたが。
博学多識な鬼の総大将の挑発は続いていきます。
『これより高きに棲む鳥でさえ、空の高さを知らずしてわずか三尺の小竿にかかりて身を果たす』(知らないということは愚かなことであるというような意と思われる)
『これより沖に棲む魚でさえ・・・』と繰り返されていきます。
妙味溢れる口上との出逢いも、大きな喜びです





物語の最期の最期に力を出し切り、全力を注ぐのだそうです。
次はいよいよ最終演目~
2014,06,07 Sat 17:10
