




ずっと行ってみたかった須佐神社です。
各地を開拓された須佐之男命の、最後の国土経営の地。
「この国は小さいが良い処だ。自分の名前は岩木ではなく土地につけよう」と「須佐」と命名され、自らの御魂を鎮めたと伝えられます。
『御霊を鎮めるとは、その土地と一体になり、生き続けることだと解釈しています。』
と、宮司さんがお話してくださいました





蝉のわんわんという響きも、不思議と静か。




その一つが、境内に湧きだす「塩井(しおのい)」。
20キロも離れている、大社の稲佐の浜に続いているといわれ、潮を含みます。
須佐之男命自ら、この潮を使ってこの土地を清められたといいます。




須佐之男命と、稲田比売命、足摩槌命、手摩槌命が、ともに奉られています。


「木肌の一つ一つに、千数百年の世の盛衰栄枯の歴史を秘め、黙して語らず。」とあります。(逆光だねっ



須佐之男命がお渡りになるための、黒木の橋がかかっていたそうです。
神職を含め、誰も通ってはならない。
須佐之男命だけがお渡りになる橋・・見たかったな~。


小さな展示館ですが、資料が充実しています。
まれびと(訪来神)・「現人神(あらびとがみ)」の血筋としての須佐之男命を解説し。
須佐之男命の神話が持つ「荒ぶる神」と「和(に)の神」、又「俗と聖」の構成に、想いを巡らせる場所です。


次も、なかなか珍しい場所です。
が。写真が多いので、続くっ

2013,08,16 Fri 23:50
