

元気の源としてお正月を飾る、晴れの舞台。
昨年は被災地への想いを同じにする主催者や神楽団・神楽ファンの皆さんが手を繋いで、神楽の力を再認識した年でした。
幕開けに際して、今年の舞台への想いをお話させていただきました。
『元気・活力・希望という、人が生きていくうえでのエネルギーの要素である
“鎮魂魂振(ちんこんたまふり)”。
鎮魂魂振とは、この世から消えた魂を鎮め 今ある命をふるい立たせ新しい、力強い時代をつくろうとするものです。
昨年日本は、歴史に残る大災害を受けましたが、日本人は古来、自然を畏れ(おそれ)敬い、大切にしながら生きてきた民族です。
神楽は、この日本人の心を表現した民俗芸能として全国的に知られるようになり、広島の神楽がその魁(さきがけ)となっていることは大変な誇りです』
※石井誠二さん・筆
今年こそは、平穏な1年でありますように。


“初日の出を見せてあげましょう!”と烏帽子をとられた菅沢秀美団長

14年目を迎えて、競演という目標を新たに掲げます。
あ~・・・一緒に緊張する機会が増えそうっ。






「舞わせていただける舞台に感謝しています。常に全力で舞わせてもらうのはもちろんですが、今年の抱負のひとつとして、競演での入賞も目標です」
と宮上宜則団長。
団員一丸となって、何かしら高い目標を持つ神楽団は魅力に輝いていますよね!
さて新春恒例の東山の土蜘蛛。
今回もパワフルな鬼が何度も復活しては会場を湧かし、お客さんの手拍子で舞いました。









予想外の鬼囃子にダュシュで舞台に戻り、舞い切った~。





一昨年は厳島。昨年は菅沢団長と共に、チャリティの中心となって段取りを整えた崎内俊宏団長。日常生活の中で神楽の占める割合が格段に大きくなっているように感じます。
「ここ最近、公演に追われて蔑ろになっているものはないか。自分たちの
足元をきちんと整理し、見つめ直す年にしたい」噛みしめるように。


した。夜叉ではなく、五月姫として終わりを迎える琴庄の「滝夜叉姫」。


好きなんだなー、このシーン。
※写真・記録、掲載ともに主催者承諾あり。


3神楽団合同で、誕生日ケーキをプレゼントしてくださいました。
ステージでは、照れ照れしました。。。
幸せの灯に、このお仕事していてよかったな、と。
本当に、ありがとうございます。




高猿神楽団・近藤彩ちゃんと、大斗くん(2歳)。可愛さ最強

2012,01,05 Thu 23:28
