



「八百万の神々をお迎えする儀式」だとお話しました。


西村神楽社中を中心に、亀山社中、美川神楽保存会。
音楽家の福岡ユタカさん率いる、オタケビ神楽団の皆さん。
舞台スタッフは東京の方々。
頂いた台本に“オープニングトークは浜田弁で”という指定があり、自信がないと思ったわりには本番でペーラペラでした。今でも体の中にあるのね



舞台監督から東京スタッフの転換の速さにも驚きましたが、それに伴う舞台裏の、西村社中の俊敏な動きと、華麗な舞台は本当に素晴らしかったです。
演目数も多く、リハで求められることもいっぱいで、相当くたびれたと思いますが。
熱演に負けないほどの情熱的な拍手を繰り返し受け取って、万感胸に迫る思いだったでしょう。
準備に明け暮れた日高代表はもちろん、メンバーの皆さんひとりひとりが大活躍。お疲れ様でした。
次は東京公演が待ってますよ~ん



その話はまた、次の機会に。




天蓋が出来上がって、次の仕込みを急ぐ。


パソコンを駆使したプレイスタイル!
美川西・下野貴志さんがうたい、亀山・大下一匡さんが舞う場面。


当初、私はよく分かりませんでした。
神楽に異なる文化や芸術が混じるということが。
小さいころから見てきた神楽が、特異な顔をもつことへのアレルギー。
神楽をおおらかに捉えていると自負していたのに、案外了見が狭いなーと

本番前日、福岡ユタカさんにお逢いして、気さくな人柄と、深い深い郷土愛・神楽愛に触れ、この度の出会いに感謝しました。
世界で活躍する音楽家の視点で語られる神楽の魅力は、新鮮で、大きいよ

ヴォイスパフォーマンスとよばれる独特のスタイル。
心の感じるままに表現される歌詞のない歌声に、幻想的な世界が広がっていきます。
福岡さんの歌声もまた、舞っているみたいで。
天蓋の下、違和感のある楽器たち。囃子と一つになると血が騒ぎます。
離れてはお互いが呼び合うように響いて。
違うようで、同じなのかな。。。
新しいとか、古いとかでもない。
美しい時間でした。


幣舞「風の舞(小川氏、命名)」にうっとり。


重なり昇華する。

現在はTBS系のNスタ、テーマ曲で毎日耳にします。



和やかな雰囲気の中、日高さんの愉快なメンバー紹介付き~

2011,09,28 Wed 22:17
