



続いて浜田に走った昨夜、毎日神楽公演。
今まで見る機会がなかった佐野社中の有明。
開演前、馴染みらしきお客さんが『あれ見んさい!障子が出とるよ~

浜田市民に人気の高い社中さんだと伺っておりましたが、噂通り、社中員の皆さんも、お客さんも、とっても楽しそうな明るい舞台。
あっという間に巻き込まれる《佐野ワールド》。
次回は三上山を見なければ



佐賀に伝わる「鍋島藩化け猫騒動」を神楽化した有明。






もう一演目は大蛇。。。気になるピンク!
しかもおじいさんの動きがツボにはまり、可笑しくて涙が出ました



ようこそ、足をお運びくださいました。
初日の高校生神楽の共演。
会場入りする生徒さんは、大きな声で自分から挨拶されます。
元気が移ります。背筋がのびました

この度のテーマは《人づくり》《まちづくり》。
神楽を通して人が育ち、やがて豊かな故郷づくりにつながるという希望です。
上演後“一番大切にしていること”を、生徒さん一人ずつ話してもらいました。
多かったのは“神楽を舞わせてもらうことへの、周りへの感謝”という言葉。
だから、道具や衣装を大切にし、全力で舞台を務めるんですね。
3年生はほとんどの生徒さんが、地元に残って神楽を続けたいときっぱり。
神楽の里の高校生たちは、地元の神楽に所属している子も多い。
神楽も、生活そのものも、身近な先輩たちの影響を受けるようで。。。
お手本となる先輩たちの役割は大きそうです

ところで、今回はじめてお迎えした浜田商業高校・郷土芸能部。
高校に入ってから神楽を始めたという、3年生の横手勇人君が『神楽の舞台で目覚め、役者の学校へ進学する。人の心に訴えかける役者を目指す。』と話してくれました。
学校の部活動が、将来の夢の入口になってる!
神楽から学ぶ10代に、たくさん学ばせていただきました。


自然の営み、命のありがたさを込めて。
3年生は週3時間、授業で神楽を選択することができます。


皆で話し合って、原田神楽団の塵倫をお手本にしたそうです。


一年生は全員“礼儀・挨拶”を大切にしていると話してくれました。
そこから、だものね。。。


県内外からお呼びがかかる皆さん。
貴重な体験をする機会に恵まれています。


3年生は社会に出て行く準備が出来ていると感じました。
2011,08,24 Wed 22:10
